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SASRA4   

SASRA4_a0106747_1115586.jpgcv:杉田智和×遊佐浩二
cv:小西克幸×福山 潤


いよいよ宿命の輪廻最終章。鷹の羽音と前世の記憶が、恋人達それぞれによみがえり始める。

<大正編>
震災で母親を失い、竜@ゆっちーに拾われた京介@杉田クン、任侠道に生きる竜に憧れと恋心を抱く京介は、実は子爵の落とし種だった。いつも思うけど杉田クンって不思議な人で、声はいつどんな役柄で聴いても”杉田声”なのに、いつの間にかその役に馴染んでると言うか持ってかれている自分に気付く。博徒のゆっちーは受けなのにどこまでも男前で私的にはと~っても好み♪かっこ良くて色っぽいんだよね。ストーリー的には、だんだんと悲恋色が薄くなってきていて終盤が近づいてる感じがして、これはこれで良いかも?な感じの展開。
個人的に大喜びだったのは寅吉に矢尾さんがお出ましだったこと(嬉)。こっち方面ではお久しぶりですよね~、前回の増谷さんもそうだったけど、脇とは言え好き声優さんのお声が聴けるとやっぱ幸せになる声フェチの性(笑)。ガラや育ちは悪いけど、気風が良く暖かい寅吉に矢尾さんの声がとてもGOOD。また、こちらへもおいで下さい☆

<現代編>
第一巻の冒頭に登場していたアートディーラーの剛将@コニタンと、大学生の蓮@じゅんじゅん。航空機事故でエジプトに不時着したところから始まった現代編。まず何が萌えだったって蓮に時々襲ってくる白昼夢の中のアケトとセシェンの絡みがっ!!(涎)エコーかかってる羽多野クンとノジの喘ぎは本気でヤバいです。一巻目の本編よりも数段エロっちく聴こえるのね。しかも白昼夢だから、途切れ途切れなのが更にエロい。遭難してる現代版のストーリーよりも、じゅんじゅんを襲う白昼夢のほうに期待するってどうなの?と自分を叱りつつ(笑)も萌えに萌えました。
全編通して語り手でもあり、重要な鍵を握る役だったティティ@へりちゃんお疲れ様でした!実は二巻目の終わりあたりから、静かに語るへりちゃんの声が深い悲しみと後悔に満ちていて泣けること・・・。神託を告げるはずの口が己の自我に負け偽りを告げたばかりに、時間を越え国を越えて贖罪の旅を続けることになったティティに、赦しの日は来るんだろうかと祈りながら聴いていたので、神殿でのシーンは目が潤みました。旅の先々で”光”を意味する名を付けられていたティティ、それがラストの演出で生かされてましたね。私的な好みからすれば、帰国してからのエピソードはなくても良かったかなぁ?な気もしたけれど、コニタンとじゅんじゅんのCPは安定感があるので聴きやすく、まとまった話になっていたのでOK。
1~4まですべてが2枚組と言うまさに大作、BGMもモルダウちっくなテーマ曲を、時代や国に合わせて楽器を変えテンポを変えて、とても素敵にアレンジされていて終始この世界に浸ることが出来て幸せでした。

声フェチの欲を言えば、時代物でしかも悲恋のメロドラマだったので、この分野得意なちーちゃんとか千葉ちゃんとかひらりんとかおっきーとかも聴いてみたかったかな~なんてね。

by lovelove-voice | 2009-05-08 11:18 | さ行

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