タグ:飛田展男 ( 4 ) タグの人気記事   

イエスタデイをかぞえて   

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cv:興津和幸×吉野裕行
大学生の三島@よっちんは、恋人との幸せな日々を過ごす中で「死んでもいい」と思ったことが、現実になってしまう。お迎えに来ました...と言う死神の、「最後に一つだけ願いを叶えてくれる」という言葉に、自分の死後、恋人の椿@興津さんが悲しまないように、恋人にならぬよう出会った頃からの人生をやり直させてくれと申し出る...。

あぁ(涙)吉野裕行恐るべし!これまでコメディ・ブリ受けと相当数を聴きこなして来たけれど、「SASRA」「薔薇色の人生」などで魅せてくれた繊細で優しくて、でも素直になれなくて、と言う細やかな表現力においてものすごい破壊力を発揮する事は経験済みではあったけれど。もはや凄みさえ感じさせる、胸をかきむしられるような痛みと切なさには舌を巻く。
そして、今や毎月リリース作品でその名を見ないことはないほど、数多くキャスティングされているにも関わらず、一つとして「また興津さん?」と言う感想を抱かせない驚異の男(笑)。興津和幸の引き出しの多さ、と言うかぶっちゃけ”ドラえもんのポケット”状態の演技力で、素直で一途な椿を演じられてはもうバンザイ白旗お手上げ気分(悦)。
脇を固める配役も盤石!飛田さんの巧さは言うまでも無いのだが、「愛の力でしょうか」なんてチャーミングなこと♪そうだ、椿って恥ずかしい言葉でも臆面もなく口に出す男だった、と。何の違和感もなくシンクロさせられてしまった。
互いが互いを想い合う、その気持ちが強いあまりに・・・と言う人生のやり直し。その先にあるものをリスナーに探らせるような作りも心憎い。1枚目のラストで死神2人の今を敢えて見せたあたりの演出も良く考えられていて、だからこその「おまえは聡いな」だったと思えた。
特に2枚目は時間軸が行ったり来たり、1度目の人生と2度目の人生も交錯するので、わかりにくい作りになっている。でもそのわかりにくさを楽しみつつ、いろんな想像の翼を羽ばたかせ、何度も聴きながら味わいを深めていく良作だと思います。


そして自分なりの解釈
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by lovelove-voice | 2015-02-15 23:59 | あ行

NOW HERE   

a0106747_1572971.jpgcv:鳥海浩輔×飛田展男


とある会社の営業担当:福山@鳥海クンが、酒に酔った勢いでお持ち帰りしたらしい男は、同じ会社の経理部長:仁賀奈@飛田さんだった。50歳まで童貞で今まで誰とも付き合ったことのない仁賀奈の初心さに、からかい半分で”年下の恋人”を演じ、付き合い始めた福山だったが、やがて・・・。

うーん・・・、私的にいろんな意味で難しかったなぁ~。飛田さんが芝居巧者なのは言うまでもなく、古くは富士見シリーズのマリア(※)、「梨園の貴公子」の紫川など、本当に多才な声を繰り出され、その度に驚かされる大好きな声優さんなので、どんな演技プランで望まれるのかをとっても楽しみにしていた部分もあった。そう言う意味では満足もしたし、やっぱり飛田さんって上手いな~と感心&感激した。ストーリー的には年の差オフィスラブなので、特にドラマティックな展開もなく、ゆったりと落ち着いて聴ける流れ。しかし50代の男にしては余りにも枯れ切った声過ぎて、”飛田さんの美声はどこ?”とちょっと悲しくなったりしながら聴いていた。でも巻末フリトで作家さんの希望により、そういう声設定になったんだとの話があり、一応気持ち的には納得した。残念感は拭い去れないが・・・。鳥さんは得意(?)のオレ様攻め系、やや鼻持ちならない出だしから惚れた弱みでだんだん柔らかくなっていく細やかな表現は、いつもながらとてもGOOD。特筆すべきは行きつけのバーのレヴィ@健太!!逞しく可愛らしく、お茶目で人情に厚い素敵なオカマを好演♪「かわいい悪魔」の時の強面なのに乙女ちゃんだった時と同様、素に近い健太声のなんとチャーミングなこと☆もはや笑いを通り越した愛しさを覚えます。
好き嫌いは大きく分かれそうな作品だけど、声優さん達の熱演とBLCDリスナーとして、食わず嫌いせず一応聴いて見る価値はあるオリンピックCDだと思います。

※ 富士見シリーズのフリト盤で、増谷さんと台本ナシで掛け合った「宇宙戦艦ヤマト」は、鳥肌モノに凄かった。機会があれば是非聴かれることをオススメします。
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by lovelove-voice | 2009-10-05 15:13 | な行

香港貴族に愛されて   

a0106747_11293324.jpgcv:森川智之×野島健児


大学時代のルームメイトで恋人、香港名家の御曹司アレックス・ロー@モリモリと些細な思い違いですれ違ったまま別れた高辻真己@ノジケン、6年後に再会したのは旅の途中で立ち寄った香港だった。と、何やらすごくドラマチックな香りがしたんだが・・・。
ストーリーとしては、ありきたりで先も読めるので触れずにいよう(ぁ。
声的には帝王ボイスのモリモリがちょっと高めな爽やかな声、ノジはいかにも受けチック(笑)なやわらかボイスで相性バッチリ。いつ聴いても可愛いノジの「うんっ」が今回いろんなバリエーションで何箇所か出てくるので、聴き分けも楽しみどころ。執事の飛田氏は今回モリモリに「じい」と呼ばれていてややショックだった模様?いつもながらのまろやかな声が耳に心地良くて、いい感じです。飛田氏の声って、青年でもおじさんでもオカマでもまろやかで好き。
悪役(?)のカリーナが本当にいじわるな声で、元々高めの女性声が苦手なあたしにとってはなかなかに苦行なCDでもありました。
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by lovelove-voice | 2008-08-08 11:27 | は行

ラ・ヴィアン・ローズ   

a0106747_10314042.jpgcv:森川智之・飛田展男・堀内賢雄・塩沢兼人×三木眞一郎



うーん、うーん・・・。ありえないほどすばらしい豪華キャスト、しかもこのステキな攻め4人(浩一@モリモリ・真澄@飛田さん・右月@賢雄さん・大鳥@塩沢さん)に対して一眞@ミキシンの総受け!耳の正月かと思うほど声フェチとしては嬉しかったのに。兄弟(種違い)と、それぞれの種元に母親そっくりだと言う事で相手をさせられる後ろ向きの受け、元々近親モノが苦手だからか、これだけのメンツでありながら萌え要素がひとつも見当たらなかったのが、なんだか悔しい気がする1枚。これが、ずっといやいやながら相手をしていた主人公が運命を受け入れ、それを逆手にとって攻めを追い落とすくらいの腹黒キャラに化けたりしたら、俄然萌えたような予感はするだけに惜しい。特にミキシンだっただけに残念さひとしお。
それでも二重の禁忌やドロドロな人間関係を際立たせる(?)BGMのおどろおどろ加減も、ラストにタンゴを持ってくるあたりのいやらしさ(褒めてます)も、センスは悪くないので、この手の人間ドラマがお好きな方にはハマるかもしれません。
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by lovelove-voice | 2008-02-25 10:59 | ら行