<   2015年 02月 ( 2 )   > この月の画像一覧   

イエスタデイをかぞえて   

a0106747_23033654.jpg
cv:興津和幸×吉野裕行
大学生の三島@よっちんは、恋人との幸せな日々を過ごす中で「死んでもいい」と思ったことが、現実になってしまう。お迎えに来ました...と言う死神の、「最後に一つだけ願いを叶えてくれる」という言葉に、自分の死後、恋人の椿@興津さんが悲しまないように、恋人にならぬよう出会った頃からの人生をやり直させてくれと申し出る...。

あぁ(涙)吉野裕行恐るべし!これまでコメディ・ブリ受けと相当数を聴きこなして来たけれど、「SASRA」「薔薇色の人生」などで魅せてくれた繊細で優しくて、でも素直になれなくて、と言う細やかな表現力においてものすごい破壊力を発揮する事は経験済みではあったけれど。もはや凄みさえ感じさせる、胸をかきむしられるような痛みと切なさには舌を巻く。
そして、今や毎月リリース作品でその名を見ないことはないほど、数多くキャスティングされているにも関わらず、一つとして「また興津さん?」と言う感想を抱かせない驚異の男(笑)。興津和幸の引き出しの多さ、と言うかぶっちゃけ”ドラえもんのポケット”状態の演技力で、素直で一途な椿を演じられてはもうバンザイ白旗お手上げ気分(悦)。
脇を固める配役も盤石!飛田さんの巧さは言うまでも無いのだが、「愛の力でしょうか」なんてチャーミングなこと♪そうだ、椿って恥ずかしい言葉でも臆面もなく口に出す男だった、と。何の違和感もなくシンクロさせられてしまった。
互いが互いを想い合う、その気持ちが強いあまりに・・・と言う人生のやり直し。その先にあるものをリスナーに探らせるような作りも心憎い。1枚目のラストで死神2人の今を敢えて見せたあたりの演出も良く考えられていて、だからこその「おまえは聡いな」だったと思えた。
特に2枚目は時間軸が行ったり来たり、1度目の人生と2度目の人生も交錯するので、わかりにくい作りになっている。でもそのわかりにくさを楽しみつつ、いろんな想像の翼を羽ばたかせ、何度も聴きながら味わいを深めていく良作だと思います。


そして自分なりの解釈
[PR]

by lovelove-voice | 2015-02-15 23:59 | あ行

支配者の恋   

a0106747_23440105.jpg
cv:立花慎之介×平川大輔
警視庁警護課に勤務する東堂桂一@平りんは、極秘来日し入院加療中のマラーク王国の国王を見舞うため、留学先から急遽来日した第二王子・ラシード@立花クンの護衛を命じられた。だが、見舞いのために来日したはずのラシードは、観光気分で遊び回り、一向に見舞いに行こうとしないばかりか、滞在先に女をお持ち帰りして・・・。

傲慢でワガママな王子と言うよりは、終始何かに苛立ち、かんしゃくを起こしている子供のようなラシードに、少々イラッとしながら聴き進む。こう言う表現が巧い立花クンに引っ張られ、この子のイライラの原因は何だろう?と思い始めたあたりから、すでに気分は桂一にリンク。互いの生い立ちが徐々にわかり始め、ラシードの苛立ちを受け止めつつ、諫め諭しながらも、実は内包する満たされない願いを共感させていく桂一。あぁママン♪な平りんの真骨頂発動!もうホントに上手いよね~~こんな包み込むような優しく強くたおやかな役(らぶ)ラシードに寄り添いながらもしっかりと支えている、そんな桂一に安心して身を委ねて本当の幸せを見つけたラシード。この「支配者の恋」のCPは「誘惑者の恋」で真の恋人になったことを見届けられる。そんな意味でもこの作品は4枚組だと思って続けて聴くことをオススメします♪

余談ですが・・・
[PR]

by lovelove-voice | 2015-02-10 00:24 | ロッセリーニ家シリーズ