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吸血鬼には向いてる職業   

a0106747_16224027.jpgcv:黒田崇矢×平川大輔


マンガ雑誌の編集部に勤める野迫川藍@平りんは、前担当者が病気と言うアクシデントにより、かねてからの念願だったマンガ家・黒田瑞祥@黒田崇矢氏の担当に任命された。そのマンガ家:黒田は自分の事を「吸血鬼だ」と言い張り暇つぶしのためにマンガを書いていると言う。とても筆が遅くなにかと難癖をつけては〆切を守ろうとしない黒田から、何とか原稿をもぎ取ろうとする野迫川に押され、黒田は〆切を守るある条件を出してきて・・・。

吸血鬼に崇矢さん(紛らわしいのでこう呼ぶ)♪以前「影の館」で人外の妖しい役どころに、ねっとりと低くエロい声の崇矢さんが物凄くハマってて私的にツボだったので、なんてステキなキャスティングと大喜び!実際耳にした崇矢さんは、本当にうっとりするほど吸血鬼声(笑)で大満足。これじゃ平りんが「気持ち良く吸われてみました」(フリトでの発言)って言うのももっともだわ~。このお2人は「極道スーツシリーズ」で息ピッタリのドS攻めと、耐え気持ちイイ受けの絶妙なコンビネーションを見せたCPなので、言うまでもなく絡みはとても官能的、特に最中血を吸われる時の平りんがエクスタシーに満ちた「あぁ・・」なんて声を出すもんだから、聴いてるこっちも釣られてイキかけました(待て)。欲を言えば想いが通じた後に愛あるHが聴きたかったかなぁ、すっごくエロ気持ち良かったと思うよ~きっと。吸血鬼の使い魔:黒猫ケイト@武内クンのもうもうキュートなことと言ったら☆男性声優さんでこんなにもニャンコ語が似合うなんてありえない程の可愛らしさ。他にも劇中劇「バンパイアハンター融」の杉山クンや相性最悪のライバルマンガ家薔薇原@てらそまさんと、脇を固めるキャストも豪華で嬉しい限り。
「孤独を飼い馴らして生きていくのだ・・」一見冷酷で偏屈に見せかけている黒田が時折見せる長命な吸血鬼であるが故の人恋しさ、本当に心の奥の孤独が垣間見えるようでグっときた。冒頭の崇矢さんと平りんの掛け合いなんかも、この作者さんならではのセリフ回しとテンポの良さで笑えて泣ける筋書き。このマンガ家シリーズも第5弾目だけど、実は「君がいなけりゃ~」でじゅんじゅんが上手すぎたためルコちゃんがウザくてとても愛せず、折角のシリーズなのに挫けそうになっていたところ、「ごめんなさいと~」「愛売る」とだんだん好みの仕上がりになっていて、がぜん次回が楽しみになってきました。原作はあるのかな?
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by lovelove-voice | 2010-11-27 16:35 | マンガ家シリーズ

先生はダミー   

a0106747_16525490.jpgcv:井上和彦・近藤 隆(味見程度)


田舎で畑仕事をしながら祖母と暮らしていた柚木心平@和彦さんは、祖母が旅立ったことで田畑を処分し上京した。都会で就職活動を始めてはみたが、一度も勤めた経験がない柚木はことごとく不採用になってしまう。そんな中、再度面接のTELがあり喜び勇んで就職を決めたものの、その仕事とは売れっ子ホラー作家:桐野秋助(通称:柊)@近藤クンの替え玉になることで・・・。

素朴でノホホンとした田舎者の柚木に和彦さん?!と一瞬思ったんだけど(私的に和彦さんはハンサム声の人なので)、そこは芸達者な和彦さんですから、驚く・叫ぶ・喜ぶ・ボケる(笑)と振り幅いっぱいの魅力を聴かせていただき至極満足♪お相手の近藤クン、ガチ男喰いのホラー作家だけどちょっと純な部分も持ち合わせてて・・と、とても魅力的な若手作家を好演。それにしても近藤クンは今年いったい何本のBLCDに出てるんだろ?と思うほど、聴くCDには必ず主か脇でいる気がするなぁ。絡みはとてもライトに柊が柚木を味見した程度なんだけど、これって柚木(攻)×柊(受)なんだよね?もし逆で和彦さん受けだったら「オヤジ拾いました」以来の衝撃だわ。
柚木の雇い主:笹山朝日にコヤP、柊のブレーン:田神に日野ちゃま、出版社の担当編集:由馬に山崎たくみ氏と、これまた脇を固めた役者陣の胡散臭いこと腹黒いこと(笑)。特にコヤPの柚木を脅す時のSっぷり、柊と言い争いをする時の子供っぽさ、柚木のバクダン発言後の情けなさ、と多面性のある役どころを怪演。いろんなコヤPを堪能出来て大変満足、な本編だったんだけど。フリトでのデレっぷりが笑えて笑えて(腹痛い)ミドリン以外の人とのフリトで、こんなに嬉しそうな事もめずらしいわねぇ~な程はしゃいでまして、なんか子供みたいで可愛いです。
BLの括りにするには、やはり続編が待ち望まれるところ。どっちがどっちなのかを確かめる意味も含めて期待して待ちたいと思います。
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by lovelove-voice | 2010-11-21 17:00 | さ行

終わりなき夜の果て(3枚組)   

a0106747_1746876.jpg<前編>
cv:小西克幸×野島健児
<後編>
cv:置鮎龍太郎×千葉進歩

<合間に>
諏訪部順一×福山 潤(朝 chu!)
神谷浩史×野島健児(味見)
遊佐浩二×神谷浩史(お触り)
遊佐浩二×野島健児(看病ついでの慰め弄り)


「この家は和貴様の棺です」長兄の出奔により已む無く清澗寺家を継ぐことになった和貴@ノジは、鞠子@増田さんとの婚約を解消し清澗寺の養子となった深沢@コニタンの、愛情と妄執と折檻に溢れた幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、深沢の弟と名乗る人物が現れ・・・。
一方、手に手を取って上海へ逃避行した遼一郎@おっきーと国貴@進歩は、逃亡生活に不安を抱えながらもささやかに幸せを紡いでいた。雑然とした上海の繁華街でちょっとした諍いに遭遇した国貴は、そこで意外な人物の後姿を見ることに・・・。

<前編>
お道具好きのこのCP(笑)に今回新しいアイテムが加わりました。コニ×ノジというBL界きってのゴールデンカップル(死語)ですから、もう言うまでもなく相性バッチリな上にこってりと濃厚です。ストーリー的には、今まで明かされることがなかった深沢の過去の話や、本意ではないまま清澗寺家当主に成らざるを得ない和貴の苦悩と怯えが軸となって進んでいく中で、能登の絶壁で和貴の本心を知り涙する深沢の件、それまで生母に置き去りにされた絶望感に支配され続けた深沢の気持ちが、和貴に救われる感じが良く出ていて泣けたことや、和貴が幼い頃、兄に手を繋ぐ事を拒まれてからずっと、心に隠してきた気持ちを「ぼくはずっと・・寂しかった・・・」と吐露するセリフには、思わずグッとくるものがあったことなど、思い返せばすごく胸に迫るすばらしい演技ブラボー!と記憶に残る名シーンが数々あるんだけど、ね。それらがみごとなまでに吹っ飛ぶ、強烈な印象の“金沢の金細工”。蝶のビラ簪なんか指で弾いて、音を楽しみたい衝動に駆らr(自粛)。なんか着物着て簪を挿すたびに思い出してしまいそうですわ。
<後編>
まず、「この罪深き夜に」で駆け落ちしてしまった遼(おっきー)×国貴(進歩)のCPが再び耳にすることができて嬉しい限り。一作目の時は歯列矯正のせいなのか、ややモゴモゴとしたしゃべり方が気になったおっきーの遼が、非常に聴き易くかつ男前度と艶が増していて非常にGOOD。どんな時も背筋を伸ばし、凛とした長男らしさを醸し出していた国貴様の進歩が、そのままのイメージで蘇っていたのも耳福で♪この国貴がとても愛しそうに「遼・・・」と呼ぶ声がすっごく好きなんだよね~。特に絡みの最中に呼ぶ声が、本当に気持ちよさそうだし。いつも思うけど吐息とか声だけで挿れ具合(笑)がわかる進歩の喘ぎって職人技ですね。攻めでありながらおっきーの吐息も色っぽく、敬語攻めってのは妙にムラムラして困る、なんとなく。何年経ってもきっちりと主従関係を崩さない2人の在り様が、このCPの醍醐味であったなぁと改めて感じた。

脇を固める道貴@じゅんじゅん、今回重要なキーマンとなる役どころを素直で伸びやかな演技で、ドロドロなドラマを爽やかに纏め上げてくれました。恋人のクラウディオ@べ様も“外人をやらせると右に出るものはいない”とばかりに、甘いイタリア男を存分に堪能させてもらい大変悦でございました。伏見のおじさま@ゆっちーは、私的に一番大好きなゆっちー声なので文句なしだし、冬貴パパ@神谷選手も今回は息子を気遣う発言もあって、ちょっと人間の匂いがしました(笑)。末娘の鞠子は清澗寺4きょうだいの中で、1番男前なんじゃないかと思わせる思い切りの良さがあり、職業婦人を目指す彼女に幸あれ、とエールを送りたい。
BGMも潔いほどに昼メロチックで、同じ旋律をロマンティックなピアノで聞かせたり、哀愁含ませたギターの音色にのせたりと、シーンに合わせた使い分けでドラマを盛り上げていてとても良かった。
リスナー泣かせの3枚組、大ボリュームでありながらも、このシリーズファンにとっては最も気になっていたそれぞれのCPのその後が丁寧に描かれていて満足度120%の出来栄え。CD全6巻・総枚数14枚(+リンクス2006年盤1枚)・足掛け6年に及ぶ清澗寺家シリーズ第一部堂々の完結。演じ手も聴き手側も、気力・体力が問われるこのシリーズですが、是非全編余すところなく制覇されることをオススメします。

以下、ちょっとお下劣な追記(ネタバレあり)
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by lovelove-voice | 2010-11-16 17:54 | 清澗寺シリーズ