窮鼠はチーズの夢を見る・俎上の鯉は二度跳ねる1.2   

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a0106747_12352828.jpgcv:中村悠一⇔遊佐浩二


“自分を愛してくれる人が好き”と言う、優柔不断で煮え切らない性格が災いして、流されるままゆるい恋愛や不倫を繰り返してきた恭一@ゆうきゃん。ある日、夫の行動に疑惑を抱いた恭一の妻から依頼された浮気調査員として現れたのは、大学の後輩・今ヶ瀬@ゆっちーだった。実はこの今ヶ瀬、ずっと先輩の恭一のことが好きで好きで・・・。流され侍でチン軽な男と、粘着質で陰険ホモな男の、割れ鍋に綴じ蓋的ラブストーリー。

正直言って好みの筋書きではないものの、いっそここまで聴き終わりが胸糞悪い(いい意味で)と、かえって清々しい気もする不思議な作品。自分の気持ちに正直と言うか、流される自分に酔っている感すらある恭一の生き様もウザい、そんな先輩にありえないほどの執着を持ち続ける今ヶ瀬もご苦労さんだし、純粋そうなフリをして大胆にも恭一をモノにするたまきも、相当したたかで食えないキャラ。ここまで感情をあらわにして日々を過ごす人たちも、そうは居ないんじゃないかと思えるほどに暑苦しい人物のオンパレードで、一度聴き終わるとなかなかリピートする気力が湧かないが、良くできた秀作だと思う。たぶん登場人物それぞれの中に、自分と似た匂いを感じるが故の、ある種の同属嫌悪のようなものがあり、それが聴いている時の極度の疲弊と、聞き終えたあとのエグさを引き出すのだろう。ゆうきゃんもゆっちーも共に熱のこもったステキな芝居っぷりだったし、2人のファンはもちろんドロドロとした人間臭いドラマが好きな人には、満足度高い1枚だと思う。俎上2でたまき役@斎藤千和さんのフリト「2年後くらいにはベビーカー押して・・・」発言には、きっちりとキャラを把握した役作りをされていたのが伝わり、思わずニヤリとした。そうそう、女って生き物は結構さらりと性根が悪いもんです(笑)。
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by lovelove-voice | 2009-12-26 12:46 | か行

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